こんにちは
福岡市動物園へ。
我が家のしーやん(娘)、ちょっと変わったところがあります。
この写真を見て、誰もが泳いでいるペンギンを指さしていると思うでしょう。違います。
現在、この動物園は工事中でして、色々な作業車が出入りしており、この日もたくさんの現場工事が行われておりました。娘が指さすその先にあるのは、そう、ショベルカー!どんだけ好きやねん。
そんなしーやんの保育園でのお話し。
わが娘の通う保育園はちょっとサバイバル系といいますが、自然豊かな畑のど真ん中にあって、それこそ通園時には必ず数台のショベルカーなどもどこかに見え、子どもたちが元気イッパイ遊んでいるようなところです。
保育園の先生たちもとっても良くしてくれて、いつも帰りには「今日のしーちゃんはこういうことがありましたよ」という報告を口頭でしてくれます。
先日、こんな報告を受けたとのこと(よっちゃん(妻)談)。
ある友達がお菓子の時間、自分のお菓子だけじゃ足りなかったようで、かんしゃくを起こして泣き始めたようです。普段ならちょっとなだめると我慢する子らしいのですが、その日はなんだか虫の居所が悪かったのか、いつまでも落ち着かずモノを投げたり破壊的になったりしていた様子。
そこでうちの娘がとった行動、どれだと思いますか?
①自分のおやつをその子にあげた
②その子のところへ行ってハグをした
③ハリセンで思いっきりしばいた
正解は、、
③、ではなく、②です。
その子の近くに行ってギュッとハグをしたらしく、
「その子はそれで泣き止んだんです」という話をされたあと、
「実はそれで終わりじゃなくて、それを見ていた他のお友達の子たちも
順々にその子のところに行って、ギュってみんながかわるがわるハグしてくれて、
子どもたちって本当、子どもながらに色んなことが見えてるんだなって、
私も長く子どもたちに関わってますが、いつも勉強させられます。」
ということを言っていただけました。
そして妻とその先生で泣いていたらしい・・・苦笑
父親として思ったのは、2歳にもなっていないそんな時期に、友達へのそういう思いやりを持てることって純粋にすごいなあ(自分だったら無理だなあ)ということと、その気持ちをこれからも忘れずに過ごしてくれたらなあ、ということでした。
勉強ができたり、スポーツができたりすることも素晴らしいことだけれど、「人は人によって活かされる」「誰かがいることで限界以上に頑張れることがある」ということがあるように、周りの人への感謝と恩返しができる人間に、自分ももっと近づいていかないとなあと思いました。