スタッフたちに聞いてみました!シリーズ

第一弾「高校入試と大学入試の違い」

二人目はオンラインで指導してもらっている渡邉シュウヤ先生👨‍🏫

先日、一年遅れで行われた大学の入学式ではちゃんと前方に出席してたみたい。笑

 

 私は高校受験と大学受験との大きな違いは入試での出題範囲の広さ、ひいては受験者が覚えるべきことの量だと考えます。

 高校受験はあの薄っぺらいw中学校の教科書に載っている事項を、それも国数英理社の五教科分だけ覚えれば十分だったのに対して、大学受験では分厚い教科書や参考書の内容を覚えなければなりません。

また、覚えるべき英単語の量も中学時代の比にならないくらい多く、歴史科目に至っては教科書には載っていなくて資料集をくまなく探さないと見つからないような事項まで出題範囲に入ってきます。

これらを一つ一つ真面目に覚えようとしては時間がどれだけあっても足りません。部活動に励むとしたらなおのことです。

 そこで大事になってくるのが「学習の効率化」です。これには私の高校一年生のときの印象深いエピソードがあります。

 英単語を覚えることが苦手で、それでもなんとかして覚えようと一つの単語をノートに3~5回書いていた私に、ある時クラスメートがこういったのです。

「お前が単語帳に載っている英単語をそれぞれ五個ずつノートに書いていくとする。俺がそれらの英単語をノートに書かずに一単語につき五回ずつ発音していったらお前が100個の単語を1周したとき、俺は余裕でそれらを5周くらいしてるぞ」

この言葉を聞いてはっとさせられました。同じ英単語を覚える作業でも書くのと発音するのとではかかる時間が全く違う、むしろ発音したほうがリスニングやスピーキングの練習にもなるし得られる恩恵が大きいのです。

 この出来事の後から私は英単語を覚えることだけでなく他の学習をする際も効率面について考えながら学習の仕方を考えていき、最終的に行きたかった大学に行けるようになりました(そしてそのクラスメートは現役で東大に合格しました)。

 以上を踏まえた上で私が生徒の皆さんに言いたいことは勉強は効率よくするものだということです。

学生は勉強が全てではありません。友人との付き合いだったり部活だったりと、勉強の他にすべきことがたくさんあります。

勉強をコンパクトにすればそれらに割ける時間も必然と多くなり、より充実した学生生活を送ることができるはずです。