こんにちは。

 

桜塾の前田です☆

 

新年度が幕を開け、数日がたちました。

 

入試の仕組みが変わることを皮切りに、従来の試験も少しずつ形を変えたり、新しい試験の形が生まれたりしています。

 

今日はその中でも英検のことについて特筆します。

 

2016年度の試験で2級の筆記試験の中に記述形式の問題が入ったことは衝撃的なことでしたね。

 

それ以前は、準1級の試験に手紙の返事を書くという簡易なものと1級のエッセイだけでした。

 

この変更点の誕生は、言い方が悪いですが準2級と語彙・リスニング以外に大差のなかった2級に大きな壁ができた瞬間でした。

 

さらに、今年は以下のような変更点があります。

 

緊急告知!

2017年度から準2級、3級にもライティング試験導入決定!

 

つまり、英作文が問題の中に入ってくる、というものです。

 

「なんでそんなことをするの!!」

 

そんな声が聞こえてくるように感じますが、ブログでも再三お伝えしているように、それが「当たり前」なのです。

 

入試も変わる、これまでの英語教育も変わる、資格試験や学校のテストや授業も変わる、当然ですよね。

 

今後は4・5級にも筆記やリスニングが当たり前に入ってきます。

 

読み・書きに加えて、聞く・話すという4技能がバランスよくできて初めて英語の力が備わっているのであり、科目ではなく言語としての英語学習の必要性が姿を現してきているに過ぎない、と言えます。

 

桜塾では今年からの英検の対策にもしっかりと対応し、これまで通り合格者を輩出していけるよう段どってまいります。

 

 

以下、第一回の試験日程のお知らせと、昨日英検協会から届いたお知らせを載せて、本日のブログの締めくくりとします。

 

 

2017年度第1回英検

受付期間:2017年3月10日~5月12日
書店での出願:2017年5月8日締切
1次試験:

本会場:2017年6月4日(日)
準会場(すべての団体) :2017年6月3日(土)、4日(日)
準会場(中学・高校のみ):2017年6月2日(金)

2次試験:

A日程:2017年7月2日(日)
B日程:2017年7月9日(日)

 

 

 

お気づきの方もおられるでしょう。

2次試験が2日間用意されているのです。

これも今年度の大きな変更点でしょう。

 

 

以下、協会からの連絡です。

 

・・・・・・・・・・・・・・

【2次試験を2日にわけた背景】

全国で、団体受験をされる中学校や高等学校が年々増加する一方、年3回の検定回では、「部活動の公式大会や学校行事等と実用英語技能検定の日程が重複することがあり、別日程で受験できるようにならないか」といったご要望が英検協会に寄せられております。

 

また、ここ数年、4技能をバランスよく測定できる、実用英語技能検定をはじめとする外部の資格・検定試験の活用が広がりをみせ、今後、高校入試にも波及するものと予想されます。
上記の傾向から、高校生は大学入試、中学生は高校入試に臨む上で、実用英語技能検定のスコア提出が求められる可能性に鑑み、中学校・高等学校の団体受験者には入試出願日程に間に合うよう、成績表が早く届くA日程での試験日の設定を試みました。

 

一方で、団体受験(A日程)では日程が合わない中学生・高校生の志願者については、個人で申し込みいただくことで別日程(B日程)を選択でき、受験の機会を増やすことができるよう配慮しました。

・・・・・・・・・・・・・

 

様々な変化に驚いたとしても、不平不満を言ったり嘆いたりするのではなく、柔軟に、むしろ状況は皆同じであると開き直って立ち向かっていくような、そんな人間になろう。