こんにちは!
桜塾の前田です。
急に寒くなったここ数日、体調を崩す生徒たちが続出中です。
授業が~遅れてしまう~~(´-ω-`)汗
とても心配な今日この頃。
今週はおそらく週5で朝から塾に来て、打ち合わせや授業の細かな準備、講師間での「あーでもない、こーでもない」というような議論などのために時間を取って奮闘しております。
そんな中、今日のブログは「副教科もたいせつ」ということで、私の主観を含めた、特に中学校における副教科の大切さについて話したいと思います。
まず、高校入試の視点から。つまり、学校で学ぶ教科として。
大阪府の公立高校受験では、総合点(①学力検査+②内申点)に基づいて、受験生の合否を判定することになりますね。
以下にもう少し細かく書いてみます。
【①学力検査】
英語、数学、国語、理科、社会の5教科
5教科×90点満点=450点満点
【②内申点(調査書)】
英語、数学、国語、理科、社会の5教科 +
音楽、美術、保健体育、技術家庭科の4教科 = 合計9教科
5段階評価×9教科×10倍=450点満点
【総合点①+②】
450点(学力検査)+450点(内申点)=900点満点
学力検査と内申点(調査書)が、同等の重要性を持つことがわかりますね。
気をつけておきたいのが、受ける高校によって、①学力検査と②内申点それぞれにかかる倍率が違ってきます。
一般入学者選抜(全日制の課程)における学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率は、次の表のとおり5つのタイプです。
偏差値の高い高校ほど当日の学力試験が重視されるタイプ「I」「II」になります。偏差値が下がるほど内申点重視のタイプ「IV」「V」になる傾向があります。
付け加えて、現行制度では、中学1年・2年のときの成績も全て、内申点(調査書)として加わることになっています。
以上から、主要5教科の勉強はもちろんのこと、音楽・美術・技術家庭・保健体育という副教科の4教科もしっかりと勉強しなければならない大切さがおわかりになるかと思います。
また、ここからは私の主観ですが、副教科の大切さは、後の人生になるほどわかってくると感じています。
副教科、それは人生を豊かにする教科。
衣・食・住という人間の生活の根幹に関わってくるものや、健康や運動といった、体に直結してくる学習ものなど、生きていく上で必須となる教科。
感性や表現力、想像力といったような、単に勉強ができるという以上の、人間の本質の部分を鍛えることができる教科。
少し大げさかもしれませんが、副教科の大切さはそういう部分にあります。
私が昔お世話になった先生がおっしゃっていました。
生きていく基本は副教科と国語、
それがあっての主要5教科!!
受験のために必要だから、ではなく、生きるために大切な科目、
ゆえに副教科もだいじ、という気持ちをで頑張りましょう。