どーも!!
松村です!
突然ですが、語彙力検定を導入しようと検討しています!
今年に入って、しつこいくらい言っている国語力。
その国語力は、
語彙力
読む力
書く力
によって構成されます。
その中でも、語彙力。
これについては、知っていればいるほど、
とても有利なものです。
この検定は、単なる語彙力だけでなく、
新聞などに掲載される時事問題(政治経済知識)や、
読解問題(図を読み取るもの)も出題され、
総合的な語彙力を確かめることができます。
当然、検定なのでレベルごとで受けることが出来ます。
1級:高度な知的活動を行う社会人
準1級:社会人に必要なレベル
2級:高卒~大学レベル
準2級:高校~大学入試レベル
3級:中学卒業レベル
4級:小学卒業~中学レベル
と分かれています。
例題を一問!
提示されている語句の意味として最も適当なものを、①~⑤のうちから一つ選びなさい。
粒々辛苦
- ①一念発起して努力すること
- ②こつこつと大変な苦労をすること
- ③身を粉にして働くこと
- ④細かいことまできちんと準備すること
- ⑤貧乏のため辛い日々を送ること
答え:②こつこつと大変な苦労をすること
これが準2級、大学受験レベルです。
ということは、大学受験をする生徒は知っておかなければならないワード。
これを知っている受験生がどれほどいるのか。
さらにもう一問
提示されている語句の用例として最も適当なものを、①~⑤のうちから一つ選びなさい。
胸を借りる
- ①明日から旅行のため、期待で胸を借りる思いだ。
- ②何が悪かったのか、自分の胸を借りてよく考えなさい。
- ③全員無事との知らせを受けて、ほっと胸を借りた。
- ④胸を借りるほどの感動的な映画が、近日公開される。
- ⑤胸を借りるつもりで、甲子園出場校との試合に臨んだ。
答え:⑤胸を借りるつもりで、甲子園出場校との試合に臨んだ。
これは小学生レベルです。
大人でも、ちょっと考えてしまうような問題…
漢字の読み書きなどに限らず、言葉の用い方ができていない。
これは小中高校生だけでなく、大人にも言えることです。
そして、検定を受けることが目的ではありません。
あくまで検定は、語彙力を鍛えたのち自身のレベルを確認するものです。
目的意識を持って、この検定をうまく活用してもらえるようにしたいと思う松村でした!