どうもどうも。
土曜日ブログのお時間です。
父兄の方からすると、若干下の世代である私ですが、
自分の中高生くらいの時を振り返ると、ちょうど色々な過渡期、
であったように感じることがあります。
たとえば、携帯電話。
私が中学くらいのときにはまだそれほど普及しておらず、
ポケベル(今の中高生には謎の言葉らしい)やPHS(ピッチ)、
携帯電話もカラーが出始めたころで、音も単音から3和音、4和音、16和音、
着メロ、着ボイス、着うた、などと一気に急速に変わっていったのを覚えています。
先日、同世代のメンバーと話していて、
これって今の子どもたちってわからないんだろうなーと言っていたのが、
異性の家に電話をかけるドキドキ感、です。
基本的に携帯電話はありませんから、
事前に打ち合わせておくなりして、家に電話をするわけです。
もちろん本人が取るとは限りません。
たとえば、お父さんが出て、
「君は何者かね?」
などと言われることもあるわけです。
「馬の骨です。」くらいの冗談が言えれば良かったのかもしれませんが、
当時は、
「僕は、、、えーと、、、、同じクラスの、、、」
とか言っているうちに詰問されたり、
繋いでもらえず切られたりするようなことも度々ありました。笑
今お風呂から上がったくらいだからかけても大丈夫かな、
先に勉強してから電話しようかな、
そういった相手のことを思いめぐらせることができるというのも、
当時の良さだったのかもしれません。
一方で、ある保護者の方から、
「先生、LINEってやっぱりやらせないほうがいいと思うんですけどどうでしょうか」
などといった質問も受けます。
これについては誤解のないようにお伝えしておきます、
「これから、携帯端末を含めたインターネットを当たり前に使う時代はどんどん広がっていきます。
おそらく、塾に限らず学習のツールとして、学校の授業もどんどんそのようになるでしょう。
それを無理に禁止したりすることは時代の流れに逆らっていることとなり、
いつかどこかで無理が来ます。
そうではなく、正しい使い方を教える、きちんとルールを作る、ということが大切です。
子どもは天才ですから、ルールの中で楽しみや遊びを見つけていきます。
大人が示してあげること、これが大事ですよ。」
こういうことを話させていただきますね。
古き良き(?)時代のことも振り返りつつ、
今あるものに使い方をしっかりと決めてあげて、
その恩恵をフルに活用しましょう!