メラメラ火曜日!

12月目標

全力疾走!

一度きりの2012年12月を最高の形で締めくくろう。

今日はこんなお話。

「最近、ウチの子がやる気を出さなくて困っています。」

生徒の保護者の方に限らず、知り合いなどからも毎年一度は受ける相談の一つ。

これについては、私が懇意にさせていただいている、「おたすけ!算数マン!」の中学受験算数で有名な ichigo先生こと小林先生がおっしゃっていた言葉をいつも思い出します。

やる気は自分で出す以外にない。

人の心の真理をついている言葉だと思います。

親や周りの大人は、子どもたちのやる気を出すきっかけにこそなっても、やる気を出すかどうかは本人次第。

小学生の成績を上げるプロフェッショナルでも、一番大事なのはスタートするときの子どもたちの心構えであり、子どもたちが受験をやりたくないと言うのであれば、それは無理に受験をさせようとする時期ではない、ということもおっしゃっています。

大人たちの都合で無理やりにやらせても何も上手くいかないということと、いかに今目の前にいる自分の子どもの現時点のレベルとしっかり向き合うことが大切かということなんですね。

子どもたちは正直ですから、やりたくないものをやりたくないと平気で言うし、自分にとって都合のいいこと、心地いいこと、楽なことを求めがちになるのも無理はありません。

頑張る!と言っていたそばから怠けている姿を見てイライラすることもあるでしょう。

そんなときに必要なことの一つは、「待ってあげること」

思ったことを全部子どもに向けて発射しても、なかなか期待通りの答えは返ってきません。
中には大人の心理を先読みして、思っていないのにこう言えば納得するだろうという答えを言ってその場を凌ぐ子どももいます。
子どもたちもバカじゃないので。

ぐっとこらえて、自分ができることを探す、または周りの先生たちとうまく分担して一緒に連携しながら子どもたちを見ていく。

そこには信頼関係がなければ成立しませんが、子育てというのは一人二人では本当に大変なものだと思っています。

うまくやる気を出してもらうような言葉かけ、仕掛け、段取りを踏まえ、彼ら自身のやる気スイッチを自分で入れられるようにしたいものです。

最近お話した保護者の方に私がお伝えしたことがありました。

桜塾生がみんな最初からやる気マンマンに努力で来ている子どもたちではなく、ときに上がり下がりしながら、それでも一歩一歩少しずつ一緒に前に進みながら頑張った結果、変わることができたという子どもたちがいただけなんです。

しっかりと向き合って進んでいきたいと思います。

ichigo先生のブログも読んでみてください。
桜塾でも以前skype授業などしてもらったこともある素晴らしい先生です。

http://plaza.rakuten.co.jp/kokugotosansu/diary/201211280000/
特にこの日のブログの内容は今日の塾長ブログと繋がる部分があるのではないでしょうか。

さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごそう。