新しい1週間の幕開け!
8月の目標
部屋を整え、身体を整え、心を整えること。
桜塾は入塾テストをしないため、スタート時の成績を見ると色んなレベルの子がいます。
そして多くの子(超難関レベルをのぞいたほとんど)に共通するのが、ただ答えを欲しがることがある点です。
「ここの答えは何?」ということだけを知りたがり、それが自分の解答と一致していたかどうか、していれば大きく〇を書き、していなければ赤ペンでその答えを書くだけ。
なぜそうなったのか、自分の答えに行きついた課程に対しての振り返りがありません。
ゆえに同じミスも繰り返すし成長の度合いも低いでしょう。
部活動でたとえてみましょう。
その場合、点数は試合での得点であり、受験の合否は試合結果です。
塾は試合のための練習場といったところでしょうか。
生徒たちは来たる試合に向けて日々練習を積んでいるわけですね。
毎日のトレーニング、戦略、相手の分析、モチベーションコントロールなどが行われます。
そして、ここが大事なところです。
練習で大切なのは結果ではなく、その結果に至るまでの過程だということです。
〇か×か、すなわち何点とったかよりも、どこでミスをしたのか、どんな解き方をしたのか、どうすればよかったのかなど、本番のために今自分が身につけなければならないことを学ぶときが練習でしょう。
運動部に入っている生徒ならよりわかりやすいと思います。
だから、私の授業はもちろん、桜塾においては答えがあっていたかどうかを最重要視しません。
たとえ答えがあっていても、どうやってそこに行き着いたのかを確認します。
いい加減に答えを出していたり、本当はあまりわかっていなかったりする生徒はもちろん、わかっていてももっといい方法がある場合だってあるわけです。簡単に言えば近道ね。
なぜその答えになったのか。
ここを大切にしてもらいたいと思っています。
塾は正解を教える場所ではない、と書きました。
正解ではなく、そこに至るまでに必要なことがたくさんあります。
どうかその点を忘れないよう、あくまで本番の試合のための練習である意識を持ちましょう。
模試の結果を見て一喜一憂している生徒などは典型的そのタイプです。
目標を見据えましょう。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと!!