どーも!!

 

 

松村です!!

 

今日は少し歴史をやや深堀りして話をしたいと思います!!

 

 

世界史や、特に政治経済を学んでいると必ずと言って良いほど、パレスチナ問題で生徒たちは躓きます。

 

・それは、なぜか?

・そして、そこからアメリカがイスラエルに対して贔屓をしているところまで話したいと思います。

 

 

パレスチナ問題がややこしい理由は?

 

単純に昔すぎる話からスタートすること、イギリスの三枚舌外交が原因です。

そもそも、パレスチナ問題は、人と土地の問題。

 

(まず前提として、パレスチナと現イスラエルは同じ場所だと思ってください。)

 

はるか昔は、いわゆるユダヤ人がパレスチナに住んでいた。(ユダヤ教)

 

↓ 【ここでキリスト教が生まれ、エルサレムが聖地とされる。】

 

アラブ人が支配する(イスラム教)⇒イスラム、ユダヤ、キリストの聖地が誕生(エルサレム)

 

 

色々あってオスマン帝国が支配する。

 

 

 

イスラエル建国(ユダヤ人の国)

 

というのが、大まかな流れ。

 

かなり大まかですので、詳しい人からすると、大事なところが抜けてると指摘されそうですが、

今回そこはメインではないので(^^;

 

で、ポイントとなるのは、建国の経緯。

 

イギリスの三枚舌外交

 

ポイント!

ユダヤ人は真面目で賢い。だから、企業家として成功します。

有名どころはロスチャイルド。

調べればユダヤ系企業がいかにスゴイかがわかります。

 

要するにユダヤ人はお金持ち。

だから、イギリスはユダヤ人のために国を作る約束をします。(バルフォア宣言)

同時に、アラブ人に対して、オスマン帝国からの独立を支持する約束をします。(フセイン・マクマホン協定)

さらに、フランスとも分割統治の約束をしちゃいます。(サイクス・ピコ協定)

 

ここで重要なのが、ユダヤ人とアラブ人と約束したことが相反していること。

 

これで揉めに揉めます。

 

結果、

パレスチナを分け分けして、国を作ることになるのですが、ちょっとユダヤに贔屓する。

アラブ人怒る。

争いになる。

ユダヤ人、勝手にイスラエル建国。

という流れ。

 

今アメリカがなぜイスラエルに贔屓するのか。

 

色々理由はあるかと思いますが、私は現在はこの2点だと思っています。

 

・アメリカにユダヤ系企業が多いこと。

・トランプ大統領の婿の存在。

 

一つ目は、先ほどのイギリスと同じ。

二つ目は有名ですね。

 

 

これらからアメリカはイスラエルを支持する。

 

その結果、ユネスコ脱退、今回の国連人権理事会からの脱退に繋がったと言えます。

エルサレムを首都と認めた件もありました。

 

 

まとめ

 

パレスチナ問題は非常に複雑な問題です。

それを全て一から十まで理解することはなかなか難しい。

しかし、かといって曖昧にもできないという。

 

だから、まずは大まかな流れをきちんと把握してから、本質の理解へと移る。

これが社会の勉強のベースだと思います。

 

 

そして個人的には、これらに終わりは来るのかどうかはわかりませんが、

一方的にどちらかに落ち着く。

こういったことは出来れば避けてほしいと思っています。

 

以上、松村でした!