コンニチハ★
桜塾のMAEDAです(・∀・)
今日は今年度受け持った、ある大学受験生の話。
田舎の(失礼)高校生に多いのが、
「高校でそこそこの順位取ってるし、
ぶっちゃけ大学受験なんとかなるっしょ」
こんな考えの生徒です。
甘い。
砂糖的思考。
甘すぎる。
関西でいえば、国公立志望やし関関同立くらいなんとかなるやろ。
これで滑り止めで受けた立命館あたりで撃沈するパターン。
よく見てきました。
今日お話する生徒はまさにそんな生徒でした。
出会った頃の彼は模試で偏差値55、
志望する関東の国公立大学の判定はC。
夏が明けた時期でしたので、基礎が固まって応用へ移っていく時期…
しかし、
蓋を開けてみると、応用はおろか基礎もガタガタの状態。
「受験舐めんな」
これが出会った頃に(やんわりと)伝えた言葉でした。
そこから毎週の課題管理、映像授業の配信、担当講師との連携、
ようやくセンターにこぎつけ、なんとかB判定まで持っていきました。
二次試験、当初の計画であれば3教科だったのを、
受け方を変えて2教科、英語と小論文へ。
ここから松村Tとタッグを組んで、
10年分の過去問とテキスト2冊、
それも毎日書き直し→添削→書き直し…
おそらく英語と毎日の課題コンサルを担当した私よりも
毎日平均2~3個送られてくる小論文を添削していた松村Tが
大変だったと思います。苦笑
そんなラスト3週間を過ごした彼。
色々な変化を感じることがありました。
受験前に最後会ったとき、
「先生、一番使いこんだこのテキストに、
何かメッセージを書いていただけますか」
この言葉を聞いたとき、自分が受験生だったときのことを
思いだしました。
そして受験が終わって最初の連絡。
終わったという達成感や安堵の気持ちよりも先に
周りに対しての感謝の気持ちを持てていること。
彼が受験を通じて得たものは、
勉強に対する姿勢のみならず、
人として大切なこと、これからの人生で必要なこと
様々だったのではないかと思います。
先日電話の連絡があり、
「まだ受験結果が出ていないですが、
僕にとっての先生たちとの出会いは、
これからの一生で絶対に忘れないことです。」
という感謝の気持ちを伝えてくれました。
受験は毎年、ドラマであると思います。
主役は自分。
どんなエンディングを迎えるにせよ、
そこに感動が生まれるかどうかは、
どれだけ本気になったか、ということでしょう。
一つの節目が終わりを迎えようとしています。
残りのメンバー、最後まで気を抜かずにハッピーエンドを迎えよう。
そのためにわれわれも、できる全てのことをやる。
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。