1・2・3!ダァー!!

 

1月23日。

あまりゴロや占いなどを信じない(気にしてない)ので、

特になんていうわけではないです。苦笑

 

今日は毎年この時期になると考える『生徒の成績の伸び』について。

これまで10年以上この仕事をしていると、いくつか法則のようなものが

見えてくることがあります。

その一つが「質問数と成績の向上」の関係。

 

印象深かったのが、桜塾を開けて初年度の中3の生徒。

中3の初めころ、成績は中の下でのスタートで、保護者面談でもなんとか

偏差値50に乗る高校(当時の吹田東や摂津高校)を希望して入塾してきました。

最終的に堅実な道を、ということで一つランクを下げて受験しましたが、

その子がブログによく登場する「自習室の鬼」のモデルとなっています。

本当に、毎日、同じ場所に必ずいる。そして毎日質問に来る。

下級生からも「あの先輩いつもいますよね。中3ってやっぱあんなかんじなんですねえ」

なんて言われていました。

 

去年、この子から連絡があり、

「先生、私高校で目的見えなくなっちゃって働いていたんですけど、

やっぱり諦めきれなくてもう一度勉強し直して大学受けました。

そして今就職活動をしていて悩んでいることがあります。」

という連絡があり、メールで何度かやりとりをしました。

 

今月の頭にまた連絡があり、

「色々相談して、もらっていた会社の内定を辞退して

自分に向いているかなって思える会社に行くことになりました!」

という連絡がありました。

 

この子は本当に根性があるし、自分を持っている子だったなという印象です。

 

この子の妹もまた、タイプは違えど印象に残っています。

入塾した中2の終わりの成績は下の上。

5教科で200点乗るかどうか、という成績だったと思います。

スイッチが入ったのは姉よりも早く、中3の夏前でした。

そのころから質問に来ることはもちろん、その質問の内容が的を得ている、

理解している子のそれになってきていると感じていました。

最高点が5教科で430点まで上がり、志望校にも余裕をもって通りました。

現在大学生でキャンパスライフを謳歌している姿がよくSNSで見られます。

 

現役のメンバーで印象に残っているのは現高2メンバー。

優秀なメンバーもいますが、それを裏付ける努力量がその土台を作っている、

そう感じるメンバーです。

次の最高学年であるこの子たちに何ができるだろうか、

この子たちの才能と努力量をきちんと成果にしてあげなければという話が

講師ミーティングで度々話題に上がります。

 

同じように、今年の最高学年である高3・中3。

この冬でどのように成績や点数が変化しているかの報告を受けても、

彼ら彼女らの努力している姿が感じられます。

生徒カルテを毎週見ながら話をするのですが、

私の知りうる以上の生徒たちの性格や個性を把握した走らせ方をしているなと

生徒たちの限界以上の力を引き出すための仕掛けを見て内心感心しています。

 

そんな指導の中心にいる松村先生ですが、

何を隠そう私の記憶の一番古いところにある生徒は松村先生です。笑

彼は本当に、しつこいくらい、毎日もうええってって言うくらい、

質問に来ていました。

というかむしろ、授業が22時に終わったあと、

そこから赤本を解くのですが(今考えたらそれまでに解いとけよ!って話)

その後に「質問いいっすか」という時間をとってあげていました。

彼以外にも何人か同じようにしていたメンバーがいましたが(野上・永村・小川etc…)

毎日帰るのが25時くらいでしたからね。

ちょっと今では色々問題になりそうですよね。苦笑

 

話を戻しましょう。

成績が劇的に伸びる生徒は、往々にしてしつこい。

ということですね。笑

先生が嫌がるくらい質問に行きましょう。

不明なことを不明なままにしない。

今日聞けることを明日に先延ばしにしない。

現役メンバー、肝に命じよう。