どーも!!
松村です!!
英語の勉強で、よく詰まるところに否定疑問文というものがあります。
例えば。
Don’t you like it? (それを好きではないのですか?)
と聞かれたとします。
日本語なら、
好きでない場合:「はい」
好きな場合:「いいえ」
と答えますが、
英語では、
好きでない場合:「No」
好きな場合:「Yes」
と答えます。
これは英語に限らずフランス語やドイツ語などにも共通するそうで、
日本と西欧の考え方の違いを如実に表しているといえます。
肯定と否定に対する考え方の違いです。
よく言われることですが、西欧文化では、はっきり物事を言います。
対して、日本の文化では、断言することを嫌います。
日本人は、「いや」「はい」という言葉を、相槌で使います。
この言葉自体に肯定や否定の意味は含まれているのか。
ここが難しく、はっきりと否定、はっきりと肯定の意味は含まれません。
A「~って店があそこに新しくできたらしいけど、行ったことある?」
B「いや、ちゃんとは見てないな」
A「一応、行ったことはあるんや?」
B「せやね。時間なかったから、すぐ出たけど。」
とこんな会話が仮にあったとします。
ここで、「いや」という言葉が出てきますが、これは行ったことがないと否定しているわけではありません。
日本人は、初めに断言するのではなく、徐々に否定していく、徐々に肯定していくという過程を好みます。
特に相手に関することであれば、気を使っていきなり断言することは稀でしょう。
これが良いのか悪いのかはさておき、
外国人と接するときには気をつけないといけないことです。
グローバル化が加速する現代において、
こういった断言することに慣れておく必要もあるのではないか。
そして、それが日本人同士においても、了解がなされていれば、
何も問題は起こらないのではないかと思います。
そのほうがスムーズに物事が進みますしね!
こういった文化の違いも積極的に伝えていこうと思っています!!