こんにちは!
今日は箕面校に来ています前田です(・∀・)★
いやーそれにしても暑いですね。
今日も36℃ですってよ!でも、緑が多い箕面に来ると、なんとなく涼しげな気もします。
さて今日は、高校生の授業でちょっと話題に出た、社交性の話。
Are you a dog person or a cat person?
あなたは犬派の人ですか、それとも猫派の人ですか?
という社交性を尋ねるような英文を読みました。
犬派というのは誰にでもニコニコしていて素直なタイプ、それに対して猫派というのはどこか素っ気なくて一人が好きなタイプ、というように言われますね。
ペットとして飼うのには猫のほうが飼いやすい、なんていわれますがどうでしょうか。
私個人としては、海外にちょうど住んでいたとき、どちらも同時期に飼ったことがあり、どちらの良さも知っているので甲乙をつけ難いところではあります。
さて、今回は犬・猫の話から、子どもたちの社会性として犬派・猫派を見てみようと思います。
子どもって、小さいころは犬派が多いですよね。
それがだんだんと不愛想になってきたり、ときにすぐ一人になろうとしたり、それが特に顕著なのが『思春期』だと思います。
あれ、犬みたいだったのに全然なつかなくなった(;・∀・)悲
という保護者の方のコメントをしばしば耳にしますが、中高生くらいのお子様の子育てに悩む保護者の方がおられましたら、以下のように考えるようにしましょう。
思春期の子どもはみな、多かれ少なかれ犬から猫になろうとしています。
それまで親にひっついて行動していたのが、だんだんと自分で考えること、一人で判断することを好むようになります。
態度にひどく表れるのが「反抗期」というやつで、親が言うこと全てに文句を言ったり、言うことを聞かなかったりします。
椎名誠さんの小説「岳物語」にもありましたが、父親が息子である岳の髪の毛を丸坊主にしようとしたシーン。
岳は抵抗し、「おとうはよ、こんなふうに勝手に自分の好きなようにヒトの頭を刈っていっておもしろいか!」と叫びます。
それまで従順な犬のような子どもだった岳の、初めての反抗。
これはつまり、犬から猫になった瞬間と言えるでしょう。
思春期の子どもたちが猫になるのは、別段おかしいことでもなんでもありません。
「あ、この時期が来たか」と、岳のおとうと同じようにその変化を受け入れてほしいと思います。
寂しい、と子離れできないのではだめで、いつかまた、犬には戻らなくともちゃんと気持ちを理解して歩み寄れるときが来る、と割り切れるようにしましょう。
まあ、たまにほとんど猫にならずに成長する子もいますが。
今日は犬派、猫派の子育てにまつわるお話でした。
では!