本日、授業をしていて速報が入ってきました。
「熊本県熊本市で震度7の地震発生!?」
すぐに九州在住の家族や友人知人に連絡を取りました。
幸い、ケガをしたり亡くなったりなどはありませんでしたが、その後も続く余震で油断はできないようでした。
少し安心しましたが、引き続き様子を見たいと思います。
この速報を聞くまで、今日は「世界一貧しい大統領」の異名を持つ、南米ウルグアイの元大統領であるムヒカ氏についての記事を書くつもりでした。
この前、来日されて日本国内を回られていたそうですが、その際、東京外国語大学で講演をされたようです。
テーマは「日本人は本当に幸せですか?」
上記サイトがその中で述べたことをまとめていました。
私はその中で以下の部分に印象をうけました。
②「政治を放棄すること」は少数者による“支配を許す”こと
「『政治に関心がない』『政治は重要じゃない』と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。
人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。
民主主義には限界がある。それでも社会をよくするために闘わなければならない。
皆さんのようにすばらしい大学で学んでいる者は、社会をよくするために闘わなければならない。
最も重要なことは勝利することではなく、歩き続けること。何かを始める勇気を持つことだ」
政治に無関心では結局、支配されてしまうことに繋がるかもしれませんよ、という警鐘である。
これについては、「政治」を「勉強」に置き換えてみてもいいかもしれない。
「『勉強に関心がない』『勉強は重要じゃない』と言う人がいるが、勉強を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。
何も学校のテストで良い点を取るためだけに勉強するのではない。
勉強すれば、新しい世界が見える。
勉強すれば、得体のしれないものの姿が見えるようになる。
勉強すれば、自分を守ることも、自分にとっての大事な誰かを守ることにもなる。
「ただ生きるか、それとも人生を操縦するか」
今回の地震がなぜ起きたのか。
(平成28年4月15日)
意見を付け足すことはしませんが、これらの情報をどう受け止め、これからの行動に反映させるかもまた「人」なのだと思います。
考えることを止めないようにしましょう。