代表挨拶

 

ホームページをご覧の皆さま、こんにちは。桜塾の前田です。数ある学習塾の中から桜塾のサイトへお越しいただきありがとうございます。このページでは、私が桜塾を開くときから持っている思いをお伝えできればと思います。

 

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Q.塾を開いた経緯について。

A.これが私の生きる道、と感じさせてもらったから

 

もともと大学時代に別の塾でアルバイトをしていたときに、果たして一生を賭けるのに値する仕事だろうかと疑問を感じ、別の業種に就職しようと思っていたんです。そんなとき、生徒とその保護者の方たちが10人ほど、私の帰りに塾の入り口で待っていました。

『純ちゃん、辞めるん?それやったら私らも辞めるで。』

『先生、家庭教師でも違う塾でもいいから受験が終わるまで見てもらえないですか。』

このお母様方の言葉を聞いたときに思ったんです。先生という仕事の影響の大きさと、子どもたちの未来を左右するかもしれない塾という仕事の重さに。

そこから1カ月で全ての準備を整えて、自分の想いを込めた上新庄校を開きました。机とホワイトボードしかない教室で蓋を開けてみると、最初の生徒は2人だけでしたけど。苦笑

 

Q.どんな塾にしたいか。

A.関わる全員が頑張る塾。

 

私は小さいときに事故で弟を亡くしました。だから、生徒というよりむしろ、今、目の前にいる小さな弟・妹たちに対しては、彼らが私や講師たち、また塾にいる先輩たちを見てこう思ってほしいです。

「大人になるってオモロそう!」

「勉強したら楽しいことがありそう!」

生徒と講師の関係は、上からモノ言うでもなく、また友達のように横に対等ということでもなく、少し先を走ってくれている先輩と後輩のようなナナメの関係を理想としています。

だから、大人も勉強して当たり前だと思っていますし、ゆえに保護者の方たちにも生徒たちの指導においてサポートをお願いしています。具体的にはテレビやゲームの時間のこと、スマホや携帯電話の使用ルール、部屋や机の整理整頓、そして栄養管理など、家でしかできない指導のことです。

私が目指すのは、教育理念に掲げている「共育」が表すように、大人も子どもも、『関わる全員が夢や目標を持って頑張る塾』ですね。

 

Q.どんな子たちを育てたいか。

A.「じりつ」学習のできる子どもたち。

これからの時代、これをやっておけば大丈夫、ということが少なくなっています。入試の仕組みが変わることや時代の変化から今まであった職業がなくなっていくことなど、当たり前だった体制や価値観までもが変わりつつあります。そんな時代だからこそ、困難に出会っても、解決策を探し、計画を立てて問題解決ができる人間を育てたいですね。

具体的には「先生、何をしたらいいですか。」という質問がなくなっていく指導をしています。学校に通っているうちはよくても、社会に出た後は答えを自分で探さなければいけないし、ときに答えのない問いを考えなければならないことがあります。今何をすべきかを考え、行動に移し、それを振り返る。当たり前のことですが、これができるようになる指導をいつも考えています。

桜塾の教育方針である「じりつ」学習には、自分の行動を振り返り正していく意味の「自律」と、自分の力で人生を切り拓いていく意味の「自立」の両方があります。

 

Q.力を入れている指導は何か。

A.対話、すなわち言語の力。

2016年度に特に力を入れたいと思っているのは、1つが国語の指導です。小中学生の保護者の方から、毎年のように聞く言葉が「ウチの子、国語(文章題含む)ができなくて…」でした。そもそも国語ができないとはどういうことなのか。どうすれば国語=日本語がうまく使えるようになるのか。全ての教科の根幹に当たる国語という科目の学習法を確立しました。年々需要が増えつつある高校入試や大学入試の小論文や自己申告書(推薦書)にも通じる指導です。

もう1つ、力を入れたいと思っているのが英語の指導です。これは特に、これから必要性が高まる4技能(読む・書く・聞く・話す)のうち、特に聞く・話す力を高めたいと考えております。大人も勉強することをテーマとしている桜塾ですから、講師や受験が終わった大学生メンバーにもこの英語プログラムを受けてもらい、その効果を実感してもらっています。

 

 

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前田純

大阪大学人間科学部卒業

大学時代は阪大の名物教授、小野田正利のもとで、教育現場における「イチャモン」研究に携わる。「モンスターピアレントは存在しない」という小野田氏の理念のもと、この研究室で学んだことが「対話」を重視する現在の桜塾の保護者連携スタイルの基盤となっている。また経験と独自で学んだ児童・生徒の心理学とコーチングスキルで、生徒たち講師たちに魔法をかける=やる気にさせる指導を心がけている。