HAPPY FRIDAY!!
今週も最高の1週間の締めくくりを!
さて今日は模試が行われています。
冬期の締めくくりである模試。
中3生は毎年この模試が基本的には受験前の最後の模試となります。
今年度も終わりへと向かってラストスパートを駆け抜けているところです。
並行して、新規のお問い合わせもいただいています。
ありがとうございます。
新規の生徒たちと話していて思うことの一つに、褒められるのに慣れていないなあということがあります。
褒められるのに慣れるって、そんなことあるのかって言われそうですけど、実際よくあることです。
今日は私が思う「褒め方講座」についてお話したいと思います。
①心から褒めること
まず第一に必要なのは、心の底から褒めるということです。
上っ面だけで褒めても相手にはバレます。特に子どもには。
どんなことを褒めたらいいか、どんな言葉を使ったらいいか、そんなことは大した問題ではありません。
大切なのは心の底から褒める。とにかく感心している、感服しているということを相手に伝えるということ。
「マジすごいやんか!!」
「めっちゃできてるやん!」
「おまえ、天才ちゃう!?」
「これ俺でもできるかわからんで!」
生徒たちがニヤリとでもしたら、それはちゃんと伝わっているということです。
②相手の目線で褒めること。
これ意外とできていない人が多いです。
たとえば私が、「子どものこと褒めていますか?」と聞いたとき
「ウチの子褒めるところないんです…」と言われる方がいます。
「本当に??」
褒めるところがない人間なんていません。
振り返ってみてください。
自分の子どもが一人で立ったとき、一人で服を着替えられたとき、自分の名前を書けたとき、トイレができたとき、間違いなく褒めてあげたでしょう。
じゃあ塾の講習にちゃんと遅刻せず毎日行けたとき、計算問題がノーミスだったとき、成績が一つでも上がっていたとき、連絡帳に今日はよくできていましたと書いてあったときはどうですか。
褒める側が自分の目線でしか判断していなければ、嫌味や皮肉を言われることはあっても褒められることもない子どもたちが多くいるのではないでしょうか。
そんな子どもたちが塾に来て私の授業を受けると、非常に嬉しそうな顔をします。
それと同時に、「こんなことで褒められていいんだろうか…」という表情も見えることもあります。
そういう埋もれてしまっているところにこそ、子どもたちの才能の種が落ちていたりするんですよね。
③タイミングを見極めて褒めること。
最後は少し上級者レベルのことです。
だんだん①、②の要領で褒めてあげるにつれ、褒められ慣れてくる子どもたちが出てきます。
宿題毎日やってきたり、計算ミスがなかったり、単語テスト満点とったりしても、それが当たり前になってくれば、そんなことで褒められても嬉しくなくなってきます。
当初からすればそれだけでもすごいことなのですが、目標はそこではありませんし、あくまでもっと先のことを見据えていれば、子どもたち自身がその意識を持って動けるようになります。
そばにいるわれわれは目標とその子の現在との距離を見つつ、レベルに応じた課題とその頑張り、やってきた結果を見て適所で褒めてあげなくてはいけません。
これに必要なのは、子どもたちの成長を普段からきちんと見ていることと、どのタイミングで褒めてあげるかを考えてあげることです。
以上3点。
①心から褒めること。
②相手の目線で褒めること。
これができたうえで
③タイミングを見極めて褒めること。
褒めることがあまりなかったり、褒め方に迷った人は意識してみてください。
その一言が子どもたちの人生を変えるきっかけになるかもしれません。
そう思うたびにこの仕事の責任の重さと無限の可能性を感じます。
さあ連休!
遊びも勉強も全力でいこうか!!