行くぜー!!
8月目標
部屋を整え、身体を整え、心を整えること。
夏期講習の1週目ラストです。
箕面校でのスタイルである授業進度カリキュラムに沿って行う授業を、この夏から上新庄でも取り入れています。
この方法では、どうやって授業を進めていくのか、教科書のどのページをやって問題集のどのページをやる、授業を受けた次は何をする、という具体的内容が全て書かれています。
塾によっては先生側がやることを全て指示し、生徒たちはその指示にしたがって授業を受けるところもあるでしょう。
そういったやり方と明確に違うのは、生徒たち自身が自分で今日やる範囲を確認し、自分でどこまでやれるかを計画し、それに沿って自分で進めていくというところです。
自立学習とよく言いますが、その形をどうやって示すのか。
自立学習という言葉をうたう限りは、どうやって生徒たちが自立した学習をするのかをはっきりさせることが義務だと思います。
現にこのやり方で、生徒個人の進度の差は出てきます。しかしそれもまた当然だと思います。
塾において仲間意識という協調性はあっても、できる生徒が周りにあわせる必要はないし、また理解に時間がかかる生徒が置いていかれるようなことがあってもなりません。
かといって大手の団体塾にあるような、先生が全て用意してくれて、餌を待つひな鳥のような状態になっているのもよろしくない。
そういう生徒の多くは高校に入ってから非常に苦労します。
「え、なんで先生全部何をしたらいいのか教えてくれないの?」
と平気な顔をして聞いてくるような生徒はその類です。
あくまで主役は生徒たちであり、彼らが自分で考えて工夫をしながら勉強をしていけるかどうか。
そのための道筋と、わからないようにちょっとだけサポートをしつつ、彼らがわれわれを手段の一つとして使って勉強をしていくのが理想だと思います。
言い方は少し悪いかもしれませんが、中3以上の子たちにははっきりと、
「先生らを利用してどんどん先に進んでいくねん!」
と声かけしています。
自分なりに考えて学習を進めていく。さらに上手いやり方については先生がそっとその道筋を立ててあげる。
自立学習とはかくあるべきだ、という一つの形が作れるよう、熱い毎日にしていきましょう。
さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。