1月も下旬!

今日も笑顔の1日を!


さて昨日も結局遅くまで居残りをした生徒が数名いました。

途中、覚えられないことに苦痛の表情を浮かべ、眠気眼をこすりながらブツブツ音読をしていたので、

「そもそも今日、どこまで覚えてきたんや?」

と聞くと、沈黙。

半分も覚えてきていない様子でした。

ウチの塾の子たちのいいところは、こういったとき、私が喜怒哀楽織り交ぜたアプローチをするときに、きちんと話を聞こう、塾長が言っている事を理解しよう、という姿勢が見えること。

ちゃんと自分にベクトルが向いているということです。

やっていないのは誰が悪いのか。

そもそもこの課題自体、何のためにやらないといけないのか。

その先にある自分の目標は何なのか。

誰かにやれと言われてやっているのかそうでないのか。


自分にベクトルが向けば、次にそれは外へ向かうパワーとなります。

パワーは困難に対してはそれを乗り越える努力や忍耐となり、他人に対しては感謝の気持ちとなって出て行きます。

中学生、ときには高校生でもこの「自分にベクトルを向ける」ことができない子たちが多くいます。

大人はまずそれを教え、かつ自分で示していかなければいけません。

「やる理由」と「やらなかった責任」は常に自分の中に持たなければいけないと思うわけです。

それができるようになった子たちにとっては、受験はもちろんこれからの人生の苦難の乗り越え方や楽しみ方は自然と身についていくことでしょう。

そんな人間が一人でも多く育つ場所にしたいと思っています。

頑張れ桜塾生たち。

最後に、私の好きな作家の一人、村上龍の言葉を添えます。

人生の成功者は、成功するために、まさしく「身も蓋もない努力」をしている。

大切なのは、そこまで努力する対象がある、ということだ。


勉強でもスポーツでも趣味でも、これに命を懸ける!と思えるものを見つけ、努力をできるということは本当に素晴らしいことやで。ホンマにカッコいいと思う。

やりたいことのために、やると決めたことをやり続けられるように生きよう。

さあ今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごすこと。