日曜日も元気イッパイ!

昨日は夕方まで事務作業をしたあと、昔の先輩と会食に。

この先輩は京都大学を出て新聞社へ就職し、今も時折会っては色々な業界情報を教えてくれたり、こういうことを勉強したらいいという指南をくれたり、斬新な視点で世の中の出来事についての所感をしてくれたりと、私にとってとても頼りになる先輩です。

店も5件ほどハシゴし、たくさん話をしました。よく飲んだ。

それこそ昨日のブログの話だったり、アルジェリアの人質事件や日本の外交問題、さらには大阪の歴史に至るまで。

その中で一つ私が今日のブログでご紹介したいお話を。

先日、新幹線に乗っていたときの話から始まります。

若いサラリーマン風の男が、買ってきた駅弁を車内で食べようとしていたとき、

スマートフォンを徐に取り出し、その弁当をパシャリ。

それを見ていた近くの子連れのおばさんが一言つぶやいたそうです。

「最近は手を合わせる前にピント合わせんねん。」

胸が痛くなりました。

この話に続いてもう一つ、私は日本のことをあまり知らない外国人と食事をするとき、必ず「いただきます」を教えます。

なかなかこの発音が難しく、

「イ・タダキマース」のような風になるんですが、何度も繰り返し言わせ、メモさせ、覚えてもらいます。

というのも、英語には「いただきます」に代わる言葉が存在しません。

Let’s eat! とか Ready for a meal. とかはあっても、

「いただきます」の本来の意味である、食べ物に感謝して食事をいただくという言葉を出して食事をするという習慣がないんですね。

そう考えると日本語って素晴らしいと思いませんか。

私自身、一人で食事をすることも多いし、みんなで食べる時も大体夜が多く、「乾杯!」はよく言いますが中々「いただきます」の大切さを再確認することがありませんでした。

そういう意味で、もう一度日本人の初心に返って「いただきます」をきちんと毎食事のときに言うようにしようと決意しました。

素晴らしい日本語「いただきます」を、世界の「ITADAKIMASU」にしていくことも、われわれ日本人の務めではないでしょうか。

そんな話をして朝まで飲んだいい夜でした。

また、色んなお話を小出しにしていきたいと思います。

それでは今日もステキな1日を過ごしましょう!