どーも!!
松村です!!
政府が、全ての公立小中学校でクーラー設置をするという目標を掲げました。
そのための補正予算を組むそうです。
目途は来年の夏までに。
こういうことにお金をかけることに文句いう人はいないでしょう。
地域によって差はあれど、今年の猛暑はまともに勉強できるレベルではありません。
今までも交付金という形で予算はあったそうですが、
交付金は使用目的に制限がありません。
公民で勉強するやつですね!
よく一緒に出てくるのが、国庫支出金。
地方交付税交付金:使用に制限がない。
国庫支出金:使用に制限がある。
この交付金として、自治体は貰っていたわけですので、
極論何に使おうが自由。
だから、耐震工事のために使っていた自治体とかもあったようです。
しかし、今回は政府主導で、クーラーを設置するというものですから、
そのお金を別のことには使えません。
全国の公立小中学校でクーラーがつけば、
もしかすると夏休みが少し短くなるかもしれませんね。
私自身、小中学生のときは夏休みが長ければ長いほうがいいと思っていた人間ですが、
何のために夏休みがあるのかと考えると、クーラーがつけば短くてもいいのかなと思ったりもします(^^;
保護者の方からすれば、家でだらだらとエアコンをつけて居られるよりは、
学校に行ってくれるほうがありがたいかもしれません。
塾でも、仕事で誰も居ないから、毎日でも塾に行ってくれるほうが安心だとおっしゃられる保護者の方も結構いらっしゃいます。
本来であれば、誰も居なくても、見ていなくても、やるべきことをやるというのが理想でしょうが、
人間そんな自分に厳しくできる人ばかりではありません。
ある程度の仕方のない状況というものを作ってあげないといけません。
そういう意味では夏休みが短いのもいいかもしれませんね。
ところで、
「クーラーを設置します!それは良かった!」となりましたが、
同時に別の問題も発生すると思います。
それは、環境問題です。
地球温暖化が叫ばれるこのご時勢に、教育の場である学校でクーラーをガンガンにかける。
そこで環境問題について高説を垂れても・・・・・・。
実際、じゃあ暑い中でやるのかというと、それでは本末転倒だと思います。
きちんと、環境についても配慮することが大切ではないでしょうか。
例えば、設定温度を28度にするとか、外気温が何度以上でしかつけないとか。
私が思いつくのはこれくらいですが、今回のクーラー設置の件、単につけるだけにならないことを願っています。
松村でした!!