どーも!!
松村です!!
今回ポイントは、
①早稲田大学政経学部の入試が教育改革に伴い従来と大きく変わる。
②それを受けて、真似をする大学が増えるのではないか。
の二点です!
まず①ですが、
センター試験に代わる『大学入学共通テスト』を利用する!
ざっくりイメージは、今までのセンター併用試験が当たり前になるイメージ。
従来は、大学独自の英語・国語・選択科目(社会、数学など)を受験する形でした。
それが、共通テストの英語、数学、国語+選択1科目を受けて、その上で、民間の英語のテストも受けて、
そして、大学の独自試験を受ける形に変更となりました。
初めは政経学部だけですが、今後一部の他学部でも同様の変更がなされるとのこと。
・英語のテストが多い。
・数学が必須。
このあたりが大きなポイントでしょう。
今まではマーク式だったのが、記述に変更するので、難易度はアップ。
さらに、政経学部の募集人数も150人ほど減らす方向だそうで、よりブランディングに磨きがかかりそうです。
ここまで、ちょっと縁のない話だと思われる方も多いでしょう。
そこで、②のポイント。
他大学への影響はないのだろうか。
ここが気になるところ。
過去を振り返るに、早稲田大学か、私立大学の入試をリードしてきたというわけではありませんが、
それでも大きな影響を与えることは間違いないでしょう。
そもそも、数学を必須にしたのは、国公立の滑り止め的な立ち位置を目指しているから。
狙いは、英語、国語、社会だけをやって、早稲田が第一志望という子ではないということですね。
そうすると、今までそれこそ西日本で関関同立を滑り止めにしていた国公立志望の子達は早稲田も視野に入れる。
それで困るのは、西日本の私立大学です。
すぐに変わることはないでしょうが、恐らく本来の学業の目的(数学が試験にないのはおかしいという)から、
変化していくことは決して可能性の低い話ではないでしょう。
今後、21年以降の受験生に求められること
やはり、確かな基礎学力。
今までは理系が苦手なら、別に文系科目だけで受験すればいいや。となっていたのが、そうもいかなくなる。
そういう可能性があるということです。
今の中高生には、そこまでの影響はありません。
しかし、現在小学生には、割と直撃だと思います。
今、算数が苦手ならとことんやっておくべき。
国語が苦手、英語はノータッチ。
そこでの差が5年10年後に出てくることもありえます。
今来ている子達には、そのあたりも意識した指導をしていく所存です。
松村でした!!