メラメラ火曜日!


4月の目標

「新学期最高のスタートを切ること」


今日はよく寝ました。

清々しい朝です。やることを全力でやっていきたいと思います。

さて今日のブログネタは、「NIMBY症候群」について。

ニンビーと読みます。正確にはNot In My Back-Yard(ウチの庭先でしないでくれ)という意味で

原子力建設?いいね!けど遠くに建ててね
米軍基地移設?いいね!けどうちには来ないでね
障害者訓練施設建設?いいね!けど他所でね

というような状況を指します。一番のポイントは問題となる施設の受益者とリスク負担者が一致しないと言う点(公共性の問題)です。

具体的に言うと、自分の近所での原発や軍事施設、ゴミ処理場、刑務所、下水処理施設、老人介護施設、葬儀場などの迷惑施設の設置に反対している状況・人たちがいるとしましょう、。
それを見て、「必要なのはわかっているくせに自分のところに作られたらイヤだなんて文句を言うな」と、その地域以外にいてその施設から利益を得る人たちがいるということです。

今回問題となっているのは、NIMBY症候群から一つ話がズレるのですが、そういった施設の一つである原発が、実際に trouble in their yard になってしまったことです。

それもあって、現在原発そのものをなくしてしまえ、廃炉にしてしまえ、という声も多くあがっていますね。それも一つの手段だと思いますが、原子炉を一つ潰すのにどれだけの費用と年月がかかるかということも問題になります。

このサイトも参考になるかもしれません。
「廃炉には100年以上、費用は天井知らず」

こういったことを踏まえると、今回の原発事故から、日本にある全ての原子炉をなくしてしまうという考えは短絡的であるとも考えられます。

だって、原子炉を廃炉にするということは、臭いものに蓋をするだけであり、その臭いものは変わらずそこにあり続けるわけですから。

誰が管理をするって、そりゃあ今はできる技術者がいるかもしれませんが、その人達が年老いて死んでいったら、誰があとを継いでやろうと考えるでしょうか。

それも一つの心理的なNIMBYが発生すると思いませんか。

そう考えると、今ある原子炉については、今回のような事故が絶対に起きないように技術革新をしていくとともに、かつ最悪の事態の場合の保障の制度などをきっちりとしていく方が賢明なのではないかと思います。

そして当然のことながら、本当にその施設は作る必要があるのかどうかを見直さなければいけません。

田舎育ちの私は、夜に煌々と明かりがついてなくてもOKです。別にコンビニもいりません。テレビもいりません。携帯は仕事で使いますが、まぁなくてもOKです。夏にクーラーも、まぁガマンできます。何でもかんでも便利になる代わりに、日常生活が危険になるなら、それはガマンすべき方向で考えていいと思います。

都会の人たちが、「電気が必要なんだから、都会は場所的にも無理だし地価も高いんだから、おたくの地域に作らせてよ!」と言い、

田舎の人たちは、「もっと田舎の地域にしてよ!ウチはダメダメ!」と言う。

このNIMBY症候群はどの規模の問題にしても起こりうることだと思います。私だって塾の隣にパチンコ屋とか風俗店建てるとか言われたらイヤですもん。

だったら、本当に必要かどうかを純粋に話し合うしかない。あれば便利かもしれないけれど、本当になくてはならないのかということを。

おそらくそこを考えると、結局何もできないがゆえに、地域住民を騙すように作ってしまった結果が今現実に起きている問題なのかなと思いつつ、ブログを読んでくれている皆さんにも一緒に考えてもらいたくてネタにしてみました。

考えよう。思考を止めてはいけない。

熱く生きよう。

さぁ今日もカッコいい自分、『理想の自分』めざして、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごしていこうか!!