こんにちは。

桜塾のMAEDAです。

 

昨日の新聞に、2020年の大学入試改革についての英語の試験についての言及がありました。

以下記事より抜粋。

文部科学省は、大学入試センター試験に代えて2020年度に始める新テストの英語について、民間検定試験の活用に加え、23年度までの4年間は現行のマークシート式の試験を継続する方針を固めた。

 

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これに対して、高校の教員や予備校の先生たちは、「なんやねん!結局かい!!」だとか、「やから無理あるってゆうてたやん!」という声が多く出ていたようでした。

 

試験が何か一定のものさしで受験する人たちを測るものである以上、その判断基準があいまいな時点で試験の意味をなしえません。

4技能「読む」「書く」「聞く」「話す」のうち、テストで公平性を持って測れないのが「話す」技能です。

 

なぜか。

それは、「話す」技能が単に「決まった文を英文に直す」ことを指すのではなく、広くコミュニケーションとして使う「言語」としての英語だからです。

 

もし、「東京オリンピックの影響は、外国人が多く来日する以外にどんなものがあると思いますか?」という文を英語に直してください、という試験だけならば採点できなくはないでしょう。

 

“What kind of effect do you think Tokyo Olympic will have except more foreigners coming to Japan? ”

こんな感じで、あとは文法や単語などでそれぞれの配点を決めればよいでしょうから。

 

しかし、この問いを聞かれて、英語でそれについて答えなさい、という問いが出たらどうでしょう。

単に英語の単語や文法を使っているだけでなく、そこに至るまでの英語以外の様々な知識や思考力などが必要とされるのは言うまでもありません。

 

GTECやTOEIC、英検は確かに、民間の試験として、いち英語レベルを測るもの、としては役に立つこともあります。実際多くの学校や塾が導入しています。

しかしそれを丸々と現行の試験に置き換える、というのはちょっとやりすぎだし、現場の声をもっと聞くべきである、という世論がようやく届いた結果がこの記事だということでしょう。

 

こうなるとやはり、普段から日本語でまず考え、それについての意見を持つ習慣やそれを論理的に組み立てる国語力であったり、試験のためではなく、自分が考えたことを英語で話す力だったりが必要になるのも目に見えています。

桜塾がまさに今取り組んでいて、これからもっと変革していきたい部分でもあります。

 

時代や入試の仕組みが変わっても、子どもたちが何を考え、学んで大人になっていくのが大切か、それを見失わないようにしたいと考えます。