家庭医療という言葉を知っていますか。
家庭医療(かていいりょう)は、疾病臓器・患者の性別・年齢・その他医学的技能の専門性にとらわれず、患者ならびに地域住民の健康問題を幅広く担当する医療分野。英語ではfamily practice。
ウィキペディアより。
簡単に言えば、「臓器の種類」の専門家ではなく、患者さんの体全部を見るその人専門のかかりつけお医者さん、という位置づけでしょうか。
たとえば、ふつう病院って自分から行くものですよね
?そうではなくて、家庭医療ではお医者さんが家に来てくれます。
また、家に来てくれるわけですから、そのお医者さんは必然的に家族全員のことに詳しくなったりもします。
高齢者の方は病気になる確率も高いわけで、つまり高齢者の多い地域では自然とこの家庭医療=在宅医療の需要も高まります。
私の友人にそんな家庭医療の可能性を広げたいと考える熱い男がいます。
Dr.藤戸!
この男と出会ったのは宮城県石巻市でした。
奈良県出身の彼は、関西の某国立大の医学部を卒業し、医学研修生として大阪の病院に勤務したあと、震災があったことを機に東北のこの地へやってきたようです。
「家庭医療という分野をこの地域でもっと掘り下げたい」
年齢は私より一つ下ですが、彼の目に宿るパワーというか、「世の中をもっと良くしたい」という思いは、ジャンルこそ違えど通じるものがありました。
しかしながら、色々な人のつながりには縁を感じずにはいられません。
というのも、彼の高校の同級生は私の大学の同期であったり、彼が研修医をしていた先の病院は私の友人が勤務していた病院だったりと、どこかですれ違っていた可能性もあるなあ、なんて話しながら。
日本酒を集めるほどの酒好きということも判明。
彼の家にていろんなことを話しながら夜は更けていきました。
部屋を公開してすまんね!笑