こんにちは!
桜塾の前田です。
昨日の松村Tの合否結果に引き続き、上新庄校発表します。
不合格者数【1】
お母様からお電話をいただいたとき、おそらく塾を開いてから今までの中で一番のショックでした。
そしてそのショックは今もなお続いています。
そしてそれは暫くの間続くことでしょう。
本人からは昨日の時点で「もう落ち着きました」というメールが来ましたが、自分に対しての悔しさと、申し訳なさと、色んな感情が入り混じった気持ちです。
高校入試は、早くから目標があるほど、ギリギリでの合格などではなく、しかるべくして通ってもらうようにする、というのがわれわれの流儀です。
この生徒もその例外ではなかったし、ゆえに指導においての改善・修正を強化しなければならないと切に思っております。
また同時に、私は、桜塾はこの生徒にとってこれから何ができるのだろうかと考えています。
受験がゴールではない、と再三にわたって伝えているわけですが、「受験が終われば塾も終わり」なのでは受験がゴールを思われても仕方ありません。
実際、受験が終わった後に何をしてあげられるのか、それについても模索中でもあります。
ただ、一つ言えるのは、生徒たちの人生を決めるのは生徒たち自身ですが、その一部を担ぐことであればわれわれにもできるということです。
私は覚悟を持っています。
一度関わった生徒については、大なり小なり、彼らの人生の一部に影響を与えてしまった以上、この出会いで彼らと触れ合う時間を最高の時間にする、われわれと出会った結果良かったと思ってもらうということ。
人生全て背負えなくても、共に過ごす一部の人生は背負ってあげたいということ。
今後、どういった関わりがこの生徒との間にあるかわかりませんが、あくまで塾側のスタンスとして、関わりつづける気持ちとこちらが提供できる人生への影響を提示していきたいと考えています。
最後に。
この生徒の不合格連絡のショックが暫く続くと言いました。
これが消えるとするならそれは、この生徒が次に「桜塾に来てよかった」「われわれと出会えてよかった」と思ってくれるときでしょう。
塾を続けるかはさておき、今後も何らかの形で続いていく関係があると思っているからこそ、精いっぱい頑張る、精いっぱい生きるための方法や経験をしてもらえるような場所でありたいと思っています。