SUNSUNSUNDAY!
今日は問題を使って頭の体操です。
「ある人が80万円で車を1台仕入れ、
 いったん90万円で売りましたが、
 100万円で買い戻し、
 今度は110万円で売りました。
 いくら儲けたでしょうか?」

ちっちっちっちっち
ちっちっちっちっちっちっち…

zzzzz
おおいかんいかん、寝てた。
はい気を取り直して、
これは、ある会社の入社試験でも使われた問題らしいです。
一番多い答えは、
プラス20万円
という答えです。
80万で買ったものを90万で売ったから
プラス10万、
次に100万で買ったものを110万で売ったから
プラス10万。
合わせた利益が20万円!いぇい
しかし、
その会社が求める答えは、
本来ならば80万円で買ったものが110万円で売れたはず、
とするなら利益は30万円あるはず。
でも実際には20万円しかない。
20-30=-10万円
つまり10万円マイナス
になっているんじゃないか。
こういった考え方を求めているという話でした。
こういう聞き方をすると大体の人が、
「えーそんな考え方できんし!」
と言ってきます。生徒に限らず大人でも。
本当にそんな考え方無理ですか???
少し話を変えます。
夏祭りに行ったとき、色んな屋台がいろんなものを売ってます。
たとえばかき氷。
あるお店では300円で売っているものが、別のお店では200円で売ってあったとき、
やったー!百円得した!
と思いますよね^^?
でも、祭りも終わりかけになってきたときに、
タイムセール!
今ならかき氷100円!!

と売られていたらどうでしょう。
なんだか損した気分になりませんか。
300円のものが200円で買えたのだから100円得した気持ちが、
100円で売られていたものを見て100円損した気分になっているわけですね。
これって最初の問題と通じるところ、ありませんか。
商社や営業の仕事をする際、あるいは投資家としての目線では
そういう見方ができるようになるといいということなのでしょう。
ただこれで終わると、「じゃあ私には関係ないね」と言ってしまう人が多いかと思うので、塾長流の今日のブログの締め方を。
これが毎日の生活においてどう活かせるか。
たとえば受験勉強、
すでに「もっと早くからやっておけばよかった…」と思っている人もいるでしょう。
そんなとき、
「でもこれ以上遅かったことを考えたらまだ間に合う!」
考えてみましょう。
模試の結果で、「この範囲もっと見直しておけばよかった…」ありませんか。
そんなとき、
「でもこれで本番でこの範囲が出たら絶対大丈夫だ!」
考えてみましょう。
今日のお話はあくまでたとえですが、
何を基準にするかで、物事は自分にとってプラスにもマイナスにもなるんだよ、ということの気づきになってもらえたらいいなと思います。
そう考えれば、
全ては自分にとってプラスなんだよ。
合言葉は
「変わりたい」
そう思うときがスタートのとき。

いつも心に
ありがとう。感謝します。

今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1日を過ごそうか!