どーも!!
松村です!
色々なところで、なぜそんなに怒っているのだろう?
と思うことがあります。
例えば躾などの「怒らないといけない」ではなく、
感情に任せているときの話です。
そして同時に、
なぜ言いたいことをすぐ言えるのだろう?
とも思うことがあります。
有名なフロイトいう心理学者がいます。
彼が取り入れた精神分析学の概念に、
「快感原則」と「現実原則」というものがあります。
「快感原則」とは、
そのときしたいことを直接的にする。
つまり言いたいことを言う、食べたいものを食べる。
こういった原則のことです。
一方、「現実原則」とは、
言いたいが、今は言わないほうがいいと思い、言わない。
食べたいが、食べると後々・・・、止めておこう。
と、現実との適合を図りながら欲求を充実させようとすることです。
人は成長するほどに現実原則によって行動するようになります。
THE大人ですね!
「したいことをする」
「言いたいことを言う」
これらは時にストレスを溜めないという意味で、
肯定されることがあります。
確かに、その通りだと思います。
しかし、大人になるということ、成長するということ。
これらの視点から見ると、「快感原則」で行動していては、
いつまでも今のままなのかなと思います。
塾に来る年代の生徒は多感な時期の子です。
ちょうど今、「快感原則」から「現実原則」に移り変わっているところです。
そのあたりを意識して、まだまだ「快感原則だな。」だとか、
「けっこう現実原則で行動できているな。」という自分の振り返りをすることで、
成長というものを噛み締めてほしいと思う松村でした!