寒い!!
2月目標
「今日くらい…」を「今日だけは!」にすること
と思いきや、
仙台に降り立つと、残雪こそあれどぽかぽか陽気。
東北もたいしたことないかな~と思いながらそこから北上し、宮城県北部の一ノ関へ。
電車から見る風景は雪景色。
そこから電車をさらに乗り継ぎ、およそ2時間半かけて岩手県との県境に近い気仙沼市へ入りました。
ここへくると中々の寒さです。
駅前風景。若干さびれている雰囲気でした。
そこから現地でボランティア活動をしている団体に挨拶へ行き、活動内容やこれまでの経緯などの話を聞いたり、現地の人たちと話をしたりしました。
特に自営業をやられている飲食店では、私が座っている状態で頭の上まで津波が押し寄せてきて、店の中は水浸し、泥だらけ、電化製品関係は全滅、しばらくの避難所暮らしだったということでした。
今ではすっかり綺麗になって営業されているんですね、なんて話をしましたが、ここで聞けたお話で興味深かったことが2点。
「ウチの店はまだいいほうですよ。ただ自営業だから仕事ができないあいだの保障などは一切ありませんでしたが。港のほうなんかは今でも瓦礫の山になっているところもありますよ。ぜひ見てきてください。」
見に行ってみました。
これが港の風景。
一見普通の様子ですが、奥に見えている巨大な船は、陸の上にあります。
というか街中を車で走ると、なぜこんなところに船があるんだろう、なぜここに車が転がっているんだろう、なぜこの信号は消えたままなんだろう、なぜ、なぜ、と感じる地震・津波の爪痕が生々しく残っていました。
魚市場です。
この屋上までは波はこなかったらしく、ここから流される港の様子が写真に残されていました。
気仙沼で販売されているということで一冊購入しました。塾に置いておきます。
3.11東日本大震災
巨震 激流
発行日 平成23年7月23日
発行人 浅倉 眞理
発行所 株式会社 三陸新報社
〒988-0141 気仙沼市松崎柳沢228-100
TEL 0226-22-6700(代)
FAX 0226-23-6100
印刷所 三陸印刷株式会社
定価 1500円
もうひとつの興味深い話は、
「自分たちは家が流されたわけでもなく、今は以前のように営業を再開できています。それもあってか、ときどきふとあの津波の記憶が薄れてしまっているときがあるんです。
体験した自分たちですらそうなのだから、きっと大阪や他の地域の人たちはもっとそうなんじゃないかって怖くなることがあります。」
おっしゃるとおりかもしれません。
テレビなどニュースを通じてしか知りえないわれわれは、あの地震や津波がどんなものだったかを想像することしかできません。
現地に行ったことのある人ならまだしも、私のように行ったことのない人間はもっと早く他人事になっていく可能性も高いでしょう。
今回の訪問で、特に何かできたわけではないかもしれませんが、これから自分ができることが見えたような気がしました。
3階だけが残された建物。
当然今も人は住んでいません。
東北復興の屋台村の向かいに並ぶ建物はこんな場所でした。
夜は屋台村で飲んで飲んで、東北の人たちとワイワイやっていましたが。
また、行きたいと思いますね。
さあ今週もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるようなNEVER BETTERな1週間を過ごしていこうぜ!!