新しい1週間の幕開け!
9月目標
今日やるべきことを今日中に終わらせること
新しい1週間が始まりました。
夏休みボケもなくなり、行事イベント盛りだくさんの2学期を突っ走っていることと思います。
中間テストまで3週間ほどとなり、そろそろテストの段取りも始める時期です。
声をあげて生徒たちに伝えているのは、テスト2週間前、遅くとも10日前までに範囲を全て終わらせておくことです。
え、その時期にテスト範囲なんて出てません。
こんな声が聞こえてきそうですが、塾に通っているのであれば大丈夫、塾の先生たちは毎年のデータを持っています。このテストはおそらくここの範囲までやっておけば大丈夫、今学校で教えてもらっているのはこの範囲だからここまではいくだろう、これを聞いてしっかり前もってやっておくこと。
これが最低ライン。
ここからが大切で、それまで習ったテスト範囲と思われる内容のやり直しノートを完璧に作っておくこと。これが次に求められます。
解いた問題集・テキストの問題は二度と間違えない。
そ・の・た・め・に、
自分が間違えた問題へのアプローチ方法、なぜ間違えたかの理由付け、どうやって答えまで行き着くのかの解法手順を記入しておき、解き直しの際のヒントとすること。
これができる生徒は、同じミスをする割合が格段に下がります。
あとはそれをどれだけ解き直し、自力で答えまでの道を登っていくか。
①範囲までの授業を受ける。
②問題を解き、やり直しノートを作る。
※その際上に書いたようなメモを必ずやる。
③2週間前までに解き直しをする。
④テスト範囲が出る1週間前に②でやれていない問題を追加。
⑤全ての問題を網羅し、ミスの解き直しを最低3回は行う。
⑥⑤までが問題なければ過去問などで最終確認。
⑦テスト直前には③の解き直しが多いものだけをチェック。
※テスト当日の持ち物はやり直しノートだけでOK。
これがテスト勉強。
われわれ講師陣の出番は、①で授業を提供した前提で、②でどこを間違えたのか把握することを手伝うことと、③で実はわかったつもりでわかっていなかったものについての解説をしてあげることくらいでしょうか。
こういうテスト勉強ができる子たちは、考え方が能動的になります。
逆に受動的な生徒は、いつもやることを提示してもらい、言われたことをし、出されたプリントをやり、テスト前も対策授業だと言われるがままに指示を待つ。
エサをただ待っている雛鳥は、いざエサを自分で取らなければいけない状況で非常に苦労します。
テストで点を取れることが偉いことでなくなったとき、きちんと自分で考え生きていく力を身につけるために、自立学習というものを本当の意味で身につけてもらいたい。
われわれの心からの願いです。
まだ、②や③の段階でやり方に戸惑っている子がいます。特に中1、中2の子たちにはなかなか難しいときもあります。
そこがわれわれ塾講師が最も力を入れなければいけない点だと思っています。
楽しい授業、わかりやすい授業をするために時間をかけ、話し方を研究するのは最低ラインでしょう。
『自立』した勉強を身につけてもらうために何をすべきか。
ここが真価を問われるところであると思っています。
そのために今週も全力の毎日を過ごしていきましょう。
では!