秋雨!!☂
10月目標
プロの受験生になること

さて今日は、先日塾長が関わった東北でのイベントのおはなし。
東北子ども未来博

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20131013ddlk04040106000c.html
宮城県の南側の柴田郡にある、仙台大学にて開催されたこのお祭りは、
大学が中心となり、バンダイやレゴなどの大手おもちゃ会社などを協賛として誘致し、「こどももおとなも、すべての人々に笑顔をもたらすようなイベントを創り上げること」を合言葉に、震災のあった2011年10月に第1回を開催し、今回で3回目のイベントとなりました。
実行委員会副委員長である高成田教授が、私の関わるNPO法人フェアトレード東北の顧問でもあることから、
今回のイベントのお手伝いにはせ参じたというわけです。

仙台大学というのは名前だけで、仙台市にはありません。不思議ですね。
というよりむしろ、ものすごく田舎にあるので、仙台駅まで来た人が、「仙台大学ってどこですか?」って聞いて、来た道を戻らなくちゃならない、という話もよく聞きます。
私がお手伝いしたのは、主に裏方で、たとえばおもちゃだらけのコーナーは子どもたちがほっといても集まりますが、少し真面目な講演会などもあるわけで、そういったところの人集めだったり、

ここでは防災についてのクイズ大会などでしたが、こういったコーナーもあまり集まりません。
せっせと子どもたちを呼び込みます。
子ども大好き塾長はこういうの得意です。

なんと2日間で2万人弱の人が集まりました。
開始前から大学の門の前には長蛇の子ども連れの人たちがいましたからね。
子どもたちのテンションも最高潮でした。

お手伝いの極めつけはコレ。
売店の売り子です。なんでもやります。
強風で飛ばされかけていますが、紙で書いた看板はもちろん塾長作。
なんで缶詰め??とお思いかもしれませんね。
これは、震災で流された工場を持つ、
石巻木の屋水産さんのめっちゃ美味しい缶詰めなんです。
これを売り、その売り上げを子ども基金に寄付する、社会貢献活動がここでまた一つ成り立つわけです。

なんだか、大学時代の学祭を思い出しましたね。

プロの演奏家たちがこんな面白い格好で素晴らしい演奏を披露してくれたりもしました。
途中から食器を楽器にした演奏などもありました。
面白いでしょ。
さて、こんな話を書くと、一部から
「塾長はいったい東北で何をしているんだろう」
という疑問の声があがることもあるので、説明補足をしておきます。
桜塾を始めて6年目です。
初年度から教えている子たちはもう大学生、あるいは社会人となり、
中には今度、講師としてお手伝いをしてくれたり、
何かあれば駆けつけてくれたり、
何もなくてもふと立ち寄ってくれたり、
ときには人生相談などをしてくるような年代となりました。
それと同時に、塾という空間で与えられるもの以上のものを与えてあげたい、
できれば一生のかかわりになるようなつながりを持てるような場所でありたい、
そう強く考うようになりました。
そのためには、
大学生になっても一緒に何かを夢見たり、
共に時間を過ごしたり、
それがたとえ直接の仕事に繋がったり、
一緒に仕事をする、ということでなくても、
彼ら彼女らのその先の人生に良い影響を与えてあげられたら、
それこそ、この塾とその子の出会いって、素晴らしいと思うんです。
すでにそう思ってくれているメンバーもいるかもしれませんが、
その期待のさらに上をいきたい、
今現に生徒としてここにいる子たちには、
もっともっとプラスの経験をさせてあげたいんです。
被災地のために、という大義名分もあります。
まだまだ復興は前途多難です。
宮城県、特に石巻は不登校率が全国トップです。
しかしやはり、一番は私にとって、
桜塾の生徒たちであり、関わってくれるメンバーたちのことです。
毎週、インターネットを繋いで授業をしたり、
質問を受けたりしています。
講師間でもミーティングを欠かしません。
万一のときにはいつでも戻る心づもりです。
講師メンバーと連絡を取らない日はほぼありません。
その上で、東北という土地で何が出来、
それをどう桜塾に還元できるかいつも考えています。
度々ブログに書いていることで、
私自身が一番努力をして当たり前、
自己研鑚をし続けて当たり前、
生徒たちのことを考えて当たり前、なんです。
今回の子ども博のようなイベントを、
いつか今度は桜塾が中心となってやれるような、
こっちで経験したことは全て、
塾の生徒たちに向かうベクトルとして考えられるような、
そんな日々を送っているつもりです。
ちょっとうまく伝わっているかわかりませんが、
みんなのことを考えながら毎日を全力で生き急いでいるんだと、思ってもらえたらということです。


それでは、今日もカッコいい自分、『理想の自分』目指して、寝る前には自分を褒められるような1日を!!