土曜日も元気イッパイ!
と、言いたいところですが、
今日、授業を振り返ることになりました。
原因は、どうやら昨日、
遠方から来ている生徒を車で送ったとき、
普段使わない車を使った際、
異常な匂いがする車でして、
それにより、帰宅後、吐く。苦笑
引き続き、現在も気分が悪いです。
普段、農業用に使っている車だったので、
おそらく農薬かなにかが漏れていたのではないかと思います。苦笑
皆さんもお気をつけて。
そんなことめったにないわ!
さて、今日は、教育業界で騒がれているお話をします。
おそらく、塾業界も大騒ぎになりうる話です。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/
こちらをご覧ください。
首相官邸のサイトの中の、様々な団体や会議の一つである、
教育再生実行会議のリンクです。
先日、この会議の委員をしているメンバーの話を聞くことができました。
こちら、会議の主旨として以下を掲げています。
21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、教育の再生を実行に移していくため、内閣の最重要課題の一つとして教育改革を推進する必要があります。このため、「教育再生実行会議」を開催しています。
ふむふむ。
では、実際にどういったことを取り決めていくのか。
一つ、大きな決定がありましたね。
ご存知の方も多いかと思います。
大学入試改革、ですね。
少し見えにくいので抜粋します。
ポイント
・センター試験の廃止(5・6年後)
・高校在学中の達成度テスト(1・2年のとき含む)
・一発勝負ではなく中長期にわたり、学力だけでなく人間性を判断する方向に
これがなぜ教育業界に衝撃なのか、というと、
当然、塾や教育業は、何のために存在するか、という目的の部分で、
受験やそれに準ずる試験のため、であるのが大義名分です。
大学入試が変わる、ということは、
当然それに合わせて高校の体制が変わるということになり、
つまりは高校入試も変わります。
とすれば、その下の中学校、さらには小学校の体制も変わることも必須です。
試験に受かるためにはこれをすればいい!
受験対策はこうだ!!
これに特化した塾や予備校であればあるほど、
その体制を変えなければ生き残る術はない、ということなのです。
簡単に言えば、
今までやってきた、試験のための勉強、
では通用しない。
今後必要なのは、
先んじて、
人間性を育てる教育、生きる力をつける教育、
テーマとなるのはこのあたりです。
既にそのような取り組みをしている塾や団体もあります。
中学入試で有名な日能研などが例ですね。
https://www.nichinoken.co.jp/np5/portal/discovery/top.php
理科の実験を授業で行ったり、キャンプなどで体験学習などをしたり、
決して受験のためだけ、ペーパー試験のためだけではない、という試みが
これからは求められることを踏まえた先例です。
先月あたりの新聞でも出ていましたがこれ、
実際、大学側も困惑している話なのです。
だって、範囲の決まったペーパー試験なら作るのは簡単です。
しかし、多面的・総合的な力を問う、人物重視の試験・・・
なにそれ!
てなりますよね。苦笑
今までの範囲の決まった試験ではなく、問う側も頭を使わねばならなくなります。
今の小学校5・6年生、及びその保護者様、
この子たちが大学を受ける年にはセンター試験は存在せず、
上記のような試験に代わっているということです。
さあ、どうしますか??
学校側に、塾に、何を求めますか?
塾側の話はまたゆっくり今度するとしましょう。
ウチですか?
ウチは、ご存知の通り、塾長である私自身が、
生徒たちとは試験・受験で終わりなどとは微塵も思っておらず、
むしろそこから彼らの人生の一部を背負う気持ちでやっていますから、
こういった改革が起こることには特に何も不安はありません。
また、政府側の人間、学校教育の現場の人間、
それ以外の優秀な指導者たちも私の周りに多くいるので、むしろこの制度を
うまく使って、臨機応変に、かつ、子どもたちのプラスになるための最善を考えながら、
今後も指導にあたっていきたいと思いますね。
さて、
それではこの入試改革で他にどんな変化があるでしょうか。
来週の土曜日あたりに、それについてまた触れたいと思います。
それでは!!