こんにちは。
まえだです。今日は故郷長崎での取り組みについて。
高校を卒業し、福岡で一年の浪人生活を経て大学に進学し、そのまま長崎に帰らずじまいの私ですが、故郷に対しての思い入れがないわけではありません。
こんな風景ばかりでTHE・田舎な街並みのふるさとですが大好きです。
山と海に囲まれた自然満載の場所。
でも、正確には「好きになった」というのが正しいかもしれません。
田舎あるあるなことの1つに、
「都会に出ていったメンバーに対して『裏切者』というレッテルを貼られる」ということがあります。
ホンマやでw
「あいつは地元を捨てていったやつや」みたいなね。
私も大学生くらいまではそう思われていると思っていました。だからあえて地元の同級生たちとも連絡を取ることをせず、さらにそのことによって疎遠になっていったんですね。今思えば、自分から避けていたともいえます。
しかしあるとき、たまたま同級生たちの集まりと帰省が重なることがありまして。
そのときに超久しぶりにしゃべった仲間たちから「タイミングが合わなくて歓迎できなかったけど、いつでも帰って来いよ」という言葉をもらいまして、恥ずかしながら泣きそうになったことを強く覚えています。
そのときから、地元に帰って何かすることはできなくても、離れていても何かできることがあるはずだ。
そう思うようになりました。
映えスポットと言われている果物・野菜のバス停です。
その一つが、法人を立ち上げて始めた「キャリアセミナー」を行う団体。
一般社団法人ながさき学びのネットワーク、という団体での活動です。
被災地で参加した中学生たちに向けて話すセミナーをヒントに、卒業した先輩が母校で職業観について話をするというイベントは、かれこれ7年目を迎え、コロナによって地域全土の中学校から依頼を受けるまでになりました。
そして、今年の春からは、桜塾でも取り組んでいる小中学生向けプログラミングの教室をオープンすることになりました。
コードアドベンチャー長崎愛野校・島原校・大村校 (codeadventure.jp)
現在、60名の子どもたちが通ってくれる教室となってさらに3つ目の校舎がオープンします。
一つずつ、色んな人のおかげで色んなことが形になってきています。
誰かのために、という思いで始めたことがまわりまわって自分に返ってくる、そんな経験です。
今年はそれをさらに大きく広げられるよう、自分も塾も大きく成長していかねばと思いますね。