雨雨雨!!
気持ちは晴れやかに頑張ろう!

公立高校の入試結果が出ました。
今年、2名が力及ばず不合格の結果となりました。
ただ、親御さんと一緒に挨拶に来てくれたその姿は、
晴れやかな表情と新たなステージに臨むオーラで満ちていて、
この1年間がこの生徒にとってプラスになったであろうことが
伺えました。
合格した20名弱の生徒たちも同様、
「受験はゴールではなくスタートである」という思いで
この春の期間を過ごしてくれるであろう佇まいでした。
今日、人生に行き詰まってどうしていいか分からないと思う時
一日が24時間では足りないと思う時
思い出してほしい、
マヨネーズの瓶とカップ2杯のコーヒーのお話です。
ある大学教授が哲学科の教室で生徒達の前に立っていました。
いくつかの品物を前に置いて。
授業の初めに教授は無言で、大きな空っぽのマヨネーズの瓶を取り上げ
その中にゴルフボールを入れ始めました。
瓶が一杯になった時、教授は学生達に、この瓶は一杯だと思うかと尋ねました。
学生たちは、そう思うと答えました。
次に教授は小石の入った箱を取り出して、
小石を瓶に移し、瓶を軽くゆすりました。
小石はゴルフボールとゴルフボールの隙間にはいりこみました。
そこでまた教授は学生達に、「瓶は一杯か?」とたずね、
学生たちは、「そうです。」と答えました。
続いて教授は砂の入った箱を取り出し、砂を瓶の中に入れました。
当然、砂は瓶の中の残っている隙間にはいりこみました。
教授はまた、「瓶は一杯か?」と尋ねました。
学生たちは異口同音に、「はい。」と答えました。
さらに、教授はコーヒーの入ったカップを二つ持ち出して、
マヨネーズの瓶にそれを注ぎ込みました。
コーヒーは、砂の中に浸み込んで行きました。 学生たちは笑い出しました。
「さて、」笑いが収まるのを待って教授は話し始めました。
「この瓶を人生だと思ってごらん?
ゴルフボールが表わしているのは、大切なものだ。 家族とか、子供たち; 健康; 友達; 夢中になれるもの――
もし仮に、他のものが全部なくなっても、これさえあれば良いと言えるものだ。
小石はその外の比較的大事なもの、仕事とか、家、車などのようなものだ。
砂は、その他のいろんな物事―どうでもいいものだ。
もし、最初に砂をこの瓶にいれてしまったら、小石やゴルフボールの入る余地は無くなってしまう。
人生も同じことだ。
もし、どうでも良いような事に時間や労力をつぎ込めば
大事な物事の入る場所はなくなってしまう。
だから・・・
君たちは、自分にとって掛替えのないものに注意をしなさい。
子供たちと遊び
健康診断のために時間を作り
奥さんを連れて食事に出かけなさい。
家の掃除や、ゴミの始末は後で出来るさ。
先ず第一に、ゴルフボールをいれること
つまり、本当に大事なものを先にするのさ。
それさえちゃんとしておけば、
後の物事は砂みたいに何所にでもはいるのさ。」

一人の学生が手をあげて、コーヒーは何を表わしているのかと、尋ねました。
教授は「良い質問だ」と、笑顔で答えました。
どんなに忙しくても
友達と一緒にコーヒーの一杯や二杯飲む時間ぐらい、
その気になれば見つかると云う事さ。

忙しい、
とできない理由を述べてしまうとき、ありますよね。
そんなときは、
このゴルフボールとコーヒーのことを思い出し、
自分にとって大切なこと、
どんなに忙しくても合間にできること、
を考えてみるといいと思います。
ターニングポイントのこの春の期間を、
自分にとって最高に有意義なものとしよう!!