こんにちは。
桜塾の24時間ファイター前田です。
嘘です。24時間は戦えません。(昔そんなCMありましたが。古)
先日、地元長崎での友人の結婚式の入り口で見かけた作品。有名な書道家によるものとのこと。
感謝の気持ち、誰に対しても持ちたいものですね。
さて、話は変わり、現在私は東北・宮城県の石巻市で、桜塾のFC校である石巻校にほぼ毎日1日15時間ほどおります。
去年の暮れからこちらをベースに活動することになったのは、前任講師が諸事情により退職せねばならなくなったということが発端でした。
設立に当たっては、弊社(株式会社ティルモ松村代表)が資金援助をしたなどはなく、存続についてどうするか、現メンバーや社の役員らと悩んだ上での続投でした。
続投の理由はいくつかありますが、これからの日本の社会を考えたとき、ただ現行の受験制度に乗っかって、通ってくれる生徒をただただそのためだけに勉強させるというだけでは、子どもたちにとっての『幸せ』が見つかりにくいのではないか、と考えたことがありました。
実際、大学生または社会に出て、それまで考えたこともなかったような壁にぶち当たり、志半ばで辞めてしまったり、そのまま引きこもりになったりするというケースを少なからず見てきました。
自分には何ができるだろうか。子どもたちにとってプラスになる環境を与えてあげるには何をすべきだろうか。
塾を始めて10年目。この悩みは弊社の現代表である松村が社員として参入してきてくれた6年前にまでさかのぼります。
同時期に起こった東日本大震災。
阪神淡路大震災を直接経験していない私にとっては、これもまた完全に対岸の火事に近いものでした。
しかし、縁あってこの地に来て、色々な人と関わる中で、この場所だからこそ学べることが多いのも事実でした。
日本の地方だからできる教育の形を、現地のメンバーを中心として行っていくこと。
よそ者である私がこの地でできるこの場所でできる恩返しと、さらにその先にある桜塾のメンバーへ還元できるであろう恩返しは、今私が取り組むこの日々の延長線上にあると信じています。
幸い、私のことは皆さま気にかけてくださっており、保護者の方からも時折メールやお電話をいただいたり、生徒たちからは相変わらず質問メールが飛んできたりしています。
いつでもOKです。
(でも、野上Tがよく『塾長に質問が行くなんてくやしーい!Σ(゚Д゚)』と言ってます)
日本の都市部と地方、子どもを指導する側と子どもを支援する側、これまでの指導のあり方とこれから必要とされる新たな視点、色々な目を持ち、それを塾内で実践していけるような自分でありたいと思っています。
夏からは在塾生へ向けた映像授業を発信すべく、色々な仕掛けも仕込んでいる最中です。
そばにいる子どもと共に、成長しましょう。
関わる大人たちが共に、成長しましょう。