おはようございます!

最近は新学期のやることの多さに

大体朝から塾に来てしまう前田です。

やることが多い、と言いましたが、

頭の中は基本軽くなるよう、桜手帳をフル活用して

いつも目の前のことに集中できるようにしています。

さて、今日のタイトル

「結果にコミットする」

最近CMでも話題になっていますね。

きちんと意味を理解している人が意外といないような気がするので、

高校生レベルの英単語(多義語)であるコミット:commitの学習をしましょう。

語源には、「かかわりあうこと」という意味があります。

そこから、何と関わるかという点で以下、

①悪いことと関わる:(犯罪などを)を犯す

②委ねる、委任する

③責任と関わる:約束する、明言する、誓う

④全力をささげる

このような意味となります。

高校生メンバー、必須デスよ!!

ポイントは、

一線を越えて関わる!

というように、

単に関わるのではなく、

かなり重い意味が含まれるため、

名詞のコミットメント:commitmentには、

「関与」「委託」「確約」「関与」「公約」「言質」「声明」

または「義務」や「責任」

上記のような意味が出てきます。

派生語としての

コミッション:commision 「手数料」「わいろ」

コミッティー:committee「委員会」

これらも「関わる」ことが語源にあることを考えるとイメージしやすくないですか。

さて本題の、「結果にコミットする」、という言葉、

これは某フィットネスクラブのフレーズとして広まっていますが、

昨今ではビジネス用語としても良く使われていました。

・今月の売り上げ目標にしっかりコミットしろ!

・経験を重ねて理想の自分にコミットしていけ!

というようなかんじでしょうか。

何があろうと達成するという意気込み

「自分は必ず達成できる」という確信

これらが含まれていると考えるとよいでしょう。

少し元の英語の意味からは逸れている感がありますね。

以下、文法的に説明します。

I commit myself to passing the entrance exam.

私は入試に受かるために全力を尽くします。

他動詞で目的語に何を取るかによって上で説明したように意味が変わります。

訳すときのポイントは、「責任を持って」と前置きしてから、

どんな言葉が次に来るかで訳を変えるとよいでしょう。

I’m commited ( this year ) to passing the entrance exam.

受身であればこのように使えます。

この例文は目的語に自分自身が来ているので、

自分自身を関わらせる→入試に合格することに

よって

入試に受かるために全力を尽くす

としました。

コミットする、に限らず、

英語は言語ですので、その語源などを調べることで

何でこんなに意味がたくさんあるの!!><

という悩みを解決する糸口になることもありますよ。

それでは最後に、

コミットしている人は愚痴、言い訳をしない。

コミットしている人は有言実行。

コミットしている人は自信満々。

コミットしている人は期限を守る。

コミットしている人は失敗を恐れない。

コミットしている人はあきらめない。

コミットしている人はメール返信が早い。

コミットしている人は続ける。

コミットしている人はメモをとる。

コミットしている人は自発的。

コミット10か条、でした。

私もまだまだコミットしなければいけないな~と思います。

また、生徒たちの結果にも昨年以上にコミットできるよう、

様々な準備をコミットしておきます。

知らない用語はすぐに調べましょう!

そして使ってみましょう!

英語に限らず、言語上達のポイントはココです!

それでは素敵な週末を!!