新しい1週間の幕開け!
極寒!
負けない!!

先日、ブログでもお話した石巻の牡鹿半島にある蛤浜(はまぐりはま)にて、
小学生中学生約30人を招いて自然体験のお手伝いをしました。

はまぐり堂カフェのホームページのメッセージを抜粋しました。
http://hamagurihama.com/cafe/
 はまぐり堂は築約100年の古民家を たくさんの方々の協力で 改装したカフェです。 この家は四代続く私の生家で、 2011年3月11日の東日本大震災があった日まで 妻と二人で住んでいました。 津波で妻を失った私は、 その日からこの家を離れました。
1年が経って浜に来てみると残った家は僅か3世帯。 家を失った方は住みたくても住めないため 市街地へ引越し、 残っている方も希望が見出せない状況でした。 生まれ育ったふるさとを前に戻すことはできなくても、 再び美しい景観を取り戻し、 穏やかで笑顔がある場所にしたいと 蛤浜再生プロジェクトをスタートしたのです。
海と山が共存する浜。
しかし、海から近いゆえ、警告区域に指定され、今なおこの場所で商売や人を集めることは簡単ではありません。
それでも、亡き奥さんとの思い出の場所で何かをしたいという亀山さんの思いを、周りの人たちが応援し続けてくれました。

東京を中心として大学生たちもたくさん集まり、子どもたちと一緒にやる初めてのイベントです。
全国たくさんの方々が賛同して下さり、 瓦礫の撤去や浜の整備を行ってきました。 妻はこの浜を愛してくれ、 いつかカフェをやりたいねと話していました。 その想いがたくさんの方々の お力により実現しました。 このカフェには皆さんの あたたかい想いが詰まっています。 ここへ来たときには、 日常を忘れ美しい海や山を眺めながら、 ゆったりとした浜時間を感じて頂ければと思います。 はまぐり堂オーナー 亀山貴一
亀山さんは元高校の教師であり、年齢は私の一つ上でもあります。
そんな、人生の坂道を駆け抜けていく三十歳目前のあのとき、奥さんともうすぐ生まれるであろう初めての子どもを同時に失ってしまうという悲劇。
自分が同じ立場だったら、同じように頑張れていただろうか、
彼の溢れるパワーと人柄は、何か手伝ってあげたい!と周りの人たちが思うのもうなづけます。

これは、静岡で活動されている大工さんたちの一行が、
設備である木の橋を作っているところ。
さすがプロの職人たち、生えている杉の木を切り倒すところから始まり、あっという間に立派な橋を2時間もかからず作ってしまいました。

こういった活動、参加する子どもたちは参加費全て無料です。
この子どもたちは、
中には家が流された、親がなくなった、家族がなくなった、水を見ることにも抵抗がある、何かしらの心の痛みを抱えている子どもたちもいるはずです。
はず、というのは、今の被災地のタブーとして、
「今日お母さんと買い物に行ったよ」
という一言すら友達に言えない、という言葉の縛りがあるということです。
何でもかんでも聞けない難しさ、
でも、最後に、

でも、最後に見ることができたこの笑顔。
本当に関わってよかったと思いました。
毎日毎日、考えます。
今いてくれる生徒のことはもちろん、講師たち、
卒業しても来てくれる元生徒たち、
彼らのために自分が何をできるか、
きっと自分の人生はそのためでもあるのだろう、
。。。
あまり重たい話にするのもどうかなので、
今日のタイトルでもある warm heart & cool head
いつもこれを忘れずやっていきますので。
それでは今週も頑張っていきましょうか。